KDDIの松田浩路社長は7日の決算記者会見で、楽天モバイルに通信回線を貸し出すローミング契約について「現行の契約は9月で終了する」と述べ、10月以降はローミングのエリアを縮小する考えを示した。楽天モバイル側の設備が十分に整備できていない一部地方では回線の貸し出しを継続する方針だ。
想定以上のデータ通信量で悪影響
松田氏は「想定外のエリアから想定以上のデータ通信量が入ってきている」と述べ、楽天モバイルの回線利用の増加でKDDIの利用者がつながりにくくなるなどの悪影響が生じていると指摘。「契約終了で解消できる」と説明した。
一部地方では期間限定で継続
一方、一部地方については、楽天側の基地局の整備状況を踏まえ、「期間を限定した上でインフラの維持に協力しようと思っている」と語り、契約を延長する考えを示した。具体的な地域やエリア、期間は協議中だとしている。



