Microsoftは9月8日(米国時間)、複数の製品の脆弱性に対処する2026年9月のセキュリティ更新プログラムを公開した。修正対象となった脆弱性は974件に上り、このうち2件はすでに悪用が確認されている。
悪用確認済みの脆弱性2件
すでに悪用が確認されている脆弱性は次のとおり。
- CVE-2026-85880 - Windows Advanced Local Procedure Call(ALPC)にヒープベースのバッファーオーバーフローの脆弱性。認証されたローカルの攻撃者は、権限を昇格できる可能性がある(CVSSスコア: 7.8)
- CVE-2026-81963 - Windows Update Stackに不適切なリンク解決の脆弱性。認証されたローカルの攻撃者は、権限を昇格できる可能性がある(CVSSスコア: 7.8)
IPA(情報処理推進機構)は今回のセキュリティ情報を「緊急」として公開している。悪用が確認されているCVE-2026-81963およびCVE-2026-85880について、今後被害が拡大するおそれがあるとして、セキュリティ更新プログラムを至急適用するよう呼びかけている。
セキュリティ更新プログラムの適用を
9月のセキュリティ更新プログラムには、Microsoftの評価基準で深刻度が緊急(Critical)と評価される脆弱性の修正が多数含まれている。同社はユーザーおよび管理者に対して上記セキュリティ情報をチェックするとともに、速やかなアップデートの適用を推奨している。
近年はAIによるエクスプロイト開発が加速しており、セキュリティ更新プログラムの無視および一時停止は推奨されていない。Microsoftはガイドラインを示し、公開から2日以内のアップデートを推奨している。



