茨城県と県警HPが閲覧できない状態続く、原因はサイバー攻撃と判明
茨城県と県警HP障害、サイバー攻撃が原因と判明

茨城県と県警のホームページ(HP)で7日朝から障害が発生し、閲覧できない状態が続いている。県は8日、サービスを提供しているソフトバンクの子会社「IDCフロンティア」(東京都千代田区)がサイバー攻撃を受けたことが原因だと発表した。復旧のめどが立たないことから、県は同日、暫定の簡易HPを開設した。

原因はランサムウェアによる攻撃

「IDCフロンティア」は、企業や自治体向けのクラウドサービスを提供している。県情報システム課によると、県HPの障害は7日午前4時すぎに発生した。ソフトバンクは県に「サービスを提供するためのクラウド内のデータセンターで電源障害が起きた」と説明していた。

同課によると、8日午前、ソフトバンクから改めて報告があり、電源障害の原因もランサムウェアによるサイバー攻撃に伴うものだと判明したという。HPでの個人情報の取り扱いはしていないといい、外部への情報流出の恐れはないとしている。

県民からの問い合わせは約70件

県や県警によると、県民からは7日と8日の2日間で「ホームページが閲覧できない」といった問い合わせが計70件ほど届いているという。

県への補助金申請などの行政手続きを行う「いばらき電子申請・届出サービス」や県警の免許更新予約などは、このHPとは別のサイトで受け付けているため、申請への影響はいまのところ出ていないという。

暫定の簡易HPを開設

県は8日午後4時すぎ、県警と共同の暫定的な簡易HPを開設した。県の電子申請システムや県警の免許更新予約システムなどのリンクを掲載し、県民や事業者が必要な行政手続きを行いやすいようにしている。