東京都内の地域包括支援センターが主催する高齢者向けスマートフォン教室で、参加者の約9割が「操作に自信がついた」と回答したことが、同センターのアンケートで明らかになった。この教室は、スマートフォンの基本操作やアプリの使い方を学ぶ全4回のコースで、今年4月から6月にかけて実施された。
参加者の9割が自信獲得
アンケートには参加者50人のうち48人が回答。そのうち43人(約90%)が「スマホ操作に自信がついた」と答えた。また、「生活が便利になった」との回答も36人(75%)に上った。教室では、電話やメールの基本操作に加え、LINEやGoogleマップの使い方、写真撮影・共有方法などを指導。講師は地域のボランティアが務めた。
シニアのデジタル格差解消へ
地域包括支援センターの担当者は「高齢者がデジタル機器を使いこなせず、情報格差が広がっている。この教室がその解消の一助になれば」と話す。参加者の平均年齢は74歳で、最高齢は89歳。教室の参加費は無料で、スマートフォンは貸し出しも行った。
参加者の一人、山田太郎さん(78歳)は「孫とLINEでやり取りできるようになり、とても嬉しい。最初は不安だったが、丁寧に教えてもらえて良かった」と語った。この取り組みは、東京都の「シニアデジタル活用推進事業」の一環として行われており、今後も継続する予定だ。



