来春に放送開始予定のNHK連続テレビ小説「巡るスワン」が今月、クランクインした。14日には長野県諏訪市内で報道陣向けのロケ見学が行われ、取材に応じた主演の森田望智さん(30)は市内での撮影を振り返り、「演じる役の美咲が地元を大好きになる理由がわかった」と笑顔で話した。
諏訪湖周辺を舞台にした物語
このドラマは諏訪湖周辺をイメージした架空の町「佐和市」が舞台。森田さんが演じる主人公・小松美咲は、刑事課に憧れて警察官になったが、配属されたのは「事件が起こらないことが使命」とされる生活安全課だった。新聞もテレビも取り上げない「地味な仕事」に不満を感じつつ、個性的な同僚たちと真面目に職務に励む日常を描く。
ロケ現場での撮影と森田さんの思い
諏訪湖近くで行われたこの日のロケでは、美咲が幼なじみの笠原七海(古川琴音さん)、小泉真由(富田望生さん)と足湯に入って談笑する場面を撮影。森田さんらは、幼なじみらしい親しげな様子をにじませ、気の置けない間柄を演じていた。
撮影後に報道陣の取材に応じた森田さんは、ロケなどで諏訪の魅力に触れたと言い、この作品を通じて「地元の皆さんに諏訪地域をより一層好きになってもらうことが、恩返しだと思っている」と語った。美咲を演じるにあたっては「役を作り込みすぎず、素の自分も出しつつ、自由に羽を広げたい」とした。
脚本・バカリズムさんの魅力
このドラマは、「ブラッシュアップライフ」(日テレ系)などの話題作を手がけてきたバカリズムさんが脚本を担う。制作統括の桑野智宏さんは「何かを成し遂げた人ではなく、他の多くの人と同じように、毎日を真面目に生きている人を好きになってしまう。それがバカリズムさんの作品の魅力で、今作も同じだ」と語った。全国の視聴者には「私の町の話かも、と思ってもらえたら」と話した。



