オリコンは7月1日、「2026年 オリコン顧客満足度®調査」における「NISA 証券会社」および「NISA 銀行」の各ランキングを発表した。新NISA制度開始から2年超が経過し、各金融機関のサービスに差が顕在化する中、証券会社部門では楽天証券が3年連続で総合1位を獲得。銀行部門ではPayPay銀行が初の総合1位に輝いた。
証券会社部門:楽天証券が3年連続トップ、松井証券が2位浮上
「NISA 証券会社」ランキングは、2024年1月1日から導入された新NISAの口座を証券会社で新規開設し、現在も資産運用や取引を行っている全国18~74歳の利用者8,234人を対象に実施された。総合ランキングでは、楽天証券が3年連続で総合1位を獲得した。評価項目別では「運用のしやすさ」「ポイントのたまりやすさ」で3年連続1位となったほか、「投資初心者」「20代」「50代」「60代以上」「スマホサイト」の各部門でも1位を獲得している。
総合2位は松井証券で、「提供情報」で初の1位、「サポート体制」で3年連続1位、「システム・セキュリティ」で2年連続1位を獲得し、総合順位を上げた。総合3位はSBI証券で、「取扱商品」で3年連続1位、「スマホアプリ」部門でも1位となった。このほか、マネックス証券が総合4位、PayPay証券が総合5位となり、PayPay証券は「口座開設」で2年連続1位を獲得。前回高評企業だった三菱UFJモルガン・スタンレー証券は総合7位にランクインした。
銀行部門:PayPay銀行が初の総合1位、全6項目でトップ
「NISA 銀行」ランキングは、銀行で新NISA口座を新規開設し、現在も資産運用や取引を行っている全国18~74歳の利用者6,411人を対象に実施。総合ランキングでは、PayPay銀行が調査開始以来初となる総合1位を獲得した。評価項目別では「口座開設」「取扱商品」「運用のしやすさ」「提供情報」「サポート体制」「システム・セキュリティ」の全6項目で1位を獲得し、圧倒的な評価を得た。
総合2位には前回高評企業だった福岡銀行がランクイン。総合3位はりそな銀行だった。また、三菱UFJ銀行は総合5位となり、「30代」「40代」の年代別部門で1位を獲得。三井住友銀行は「50代」「PCサイト」部門で2年連続1位、ゆうちょ銀行は「投資初心者」部門で2年連続1位となった。
初の地域別ランキング:地銀が地元で存在感
今回の調査では、「NISA 銀行」の地域別ランキングが初めて発表された。各地域の1位は以下の通り。
- 北海道:北海道銀行
- 東北:ゆうちょ銀行
- 関東:りそな銀行
- 甲信越・北陸:八十二長野銀行
- 東海:十六銀行
- 近畿:関西みらい銀行、南都銀行(同点1位)
- 中国・四国:伊予銀行
- 九州・沖縄:福岡銀行
地域別ランキングでは、多くの地場銀行が各エリアで1位を獲得する結果となった。新NISA開始から2年以上が経過し、各社のサービスにも差が見え始めている。これからNISAを始める人はもちろん、現在利用している証券会社や銀行を見直したい人も、満足度の高い金融機関や評価項目ごとの違いを比較する際の参考になりそうだ。



