新生Lemino、会員500万人超目指す WOWOWとドコモが共同事業を説明
新生Lemino、会員500万人超目指す WOWOWとドコモが説明

WOWOWとNTTドコモは24日、都内で「新生Lemino」メディア説明会を開催し、10月1日に共同事業としてスタートする映像配信サービス「Lemino」について、早期に会員数500万人超を目指すことを明らかにした。

新会社の体制と目標

説明会には、10月1日付で「WOWOW Lemino」社長に就任予定のWOWOW・鈴木聡氏と、副社長に就任予定のNTTドコモ・田中智則氏が登壇。WOWOWのコンテンツ制作・調達力と、ドコモの約1億1,000万のdポイント会員をはじめとする顧客基盤を組み合わせ、「国内最大級のエンターテインメントプラットフォーム」を目指す方針を説明した。

新会社はWOWOWが51%、NTTドコモが49%を出資。Leminoのサービス名はそのまま引き継ぎ、Web・ドコモショップでの月額料金1,540円も変更しない。

「LeminoでWOWOWが見られる」

鈴木氏は、新生Leminoについて「一言で言うと、“LeminoでWOWOWが見られる”。これに尽きる」と説明。一方で、WOWOWの全コンテンツが対象になるわけではなく、一部コンテンツや追加課金型のPPVなどは対象外となる。

質疑応答では、「国内最大級」を掲げる中での具体的な目標を問われ、鈴木氏は「具体的な数値計画は現時点で公表できない」としながら、「なるべく早い段階で会員数500万人を超えるということを目標にしてまいります」と表明した。

スポーツ・音楽・ドラマの投入計画

10月以降、UEFAチャンピオンズリーグを全試合ライブ配信するほか、テニスやラグビーなどのスポーツ、SUPER BEAVERやDREAMS COME TRUEをはじめとする音楽ライブ、新旧100作品以上のWOWOWオリジナルドラマなどを順次投入する。

田中氏は「お客様の注目を引くコンテンツとしては、やはりライブ性のコンテンツ」としてスポーツと音楽ライブを挙げる一方で、加入したユーザーをサービスに定着させる役割としてドラマに期待。「音楽やスポーツで入ってLeminoを見ていただいて、そのドラマでもしっかり楽しんでいただける。こういうサイクルが作れるのが非常に有効」と語った。

WOWOWオンデマンドとの違い

鈴木氏は、WOWOWの配信サービスである「WOWOWオンデマンド」について、放送とセットで提供するサービスであり、放送利用者を含むことから顧客層は比較的年齢が高いと説明。その上で、「有料放送市場でしっかりサービスを提供する放送・オンデマンドサービスと、配信・通信領域で新たな顧客を獲得していくLemino」と位置づけ、現時点では両サービスを並行して運営する考えを示した。

ただ、配信基盤という点では共通部分もあるため、将来的な効率化の可能性にも触れた。鈴木氏は最後に、「WOWOWのコンテンツ制作力とドコモの強力な会員基盤により、国内最大級のエンターテインメントプラットフォームを目指してまいります」と改めて力を込めた。