生成AI(人工知能)開発企業のサカナAIは24日、「現代AIの父」とも呼ばれるスイス人工知能研究所のユルゲン・シュミットフーバー氏がチーフ・サイエンティフィック・アドバイザーに就任したと発表した。AIが自らを改善する「再帰的自己改善(RSI)」などの研究や実装への助言を求めるという。
自己改善型AIの先駆者
シュミットフーバー氏は1980年代から自己改善型AIの先駆的な論文を発表し、今のAIにつながる研究で知られる。特に「LSTM」と呼ばれる、AIが自然言語や音声を処理する際に時系列データを扱うしくみに関する97年の論文は10万件近く引用され、深層学習分野を代表する論文の一つとされる。
東京での研究支援へ
シュミットフーバー氏は今後、定期的に東京を訪れ、サカナAIのRSI研究を支援するという。
注目集める日本のAI企業
サカナAIは2023年設立。公開されている軽量なAIモデルを掛け合わせ、大型モデルに匹敵する性能を持つAIモデルをつくる独自技術を持つ日本のAI企業として注目されている。