ミャンマーの親軍政権は19日、拘束が続く民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏(81)に対し、英国のチャールズ国王から送られた書籍や書簡を手渡したと写真付きで発表した。スー・チー氏の近影とみられる写真が公表されるのは8月以来、約2か月半ぶりとなる。
国王からの贈り物、内務省職員が手渡す
親軍政権によると、内務省職員が19日午前、スー・チー氏に対し、チャールズ国王からの2冊の書籍や書簡などを手渡した。公開された写真では、スー・チー氏が職員と会話を交わしているように見える。
クーデターから軟禁へ、処遇改善アピールか
国軍は2021年のクーデターでスー・チー氏を拘束し、刑務所に収監。今年4月に親軍政権が発足すると指定住居での軟禁に切り替えた。今回の発表は、スー・チー氏の解放を求める欧米諸国などに対し、処遇改善をアピールする狙いとみられる。