大阪桐蔭が4年ぶり5度目の選抜優勝!中島選手の決意の一打が流れを呼び戻す
大阪桐蔭選抜優勝!中島選手の決意の一打が流れを呼び戻す

大阪桐蔭が4年ぶりの選抜優勝!中島選手の決意の一打が流れを呼び戻す

第98回選抜高校野球大会の決勝戦が3月31日に行われ、大阪桐蔭が智弁学園(奈良)を7-3で下し、4年ぶり5度目の優勝を果たしました。この勝利により、大阪桐蔭は春夏通算で10度目の全国制覇を達成しました。

同点の七回、中島選手の出塁が突破口に

試合は六回裏、智弁学園の4番打者の本塁打で同点に追いつかれる緊迫した展開となりました。しかし、七回の先頭打者として登場した9番・中島斉志選手(2年)が「必ず出塁する」という強い決意で打席に立ちました。

中島選手は直球を力強く打ち返し、打球は遊撃手の後方に上がりました。「落ちてくれ」と願いながら走塁を続けると、打球は中堅手の前にぽとりと落ち、見事な安打で出塁を果たしました。中島選手は「冷静でいようと思っていたが、心の中でガッツポーズをした」と振り返っています。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

この中島選手の出塁をきっかけに、1番、2番打者も続けて安打を放ち、試合の流れは一気に大阪桐蔭に傾きました。この回、大阪桐蔭は黒川虎雅主将の2点適時打などで4点を奪い、試合を決定づけました。

骨折から奇跡の回復!冬の努力が実る

中島選手の活躍の背景には、厳しい冬のトレーニングと驚異的な回復力がありました。昨秋は3割を超える打率を残しながらも、「当てにいってしまっていた」と力強い打球が飛ばないことが課題でした。

冬の間、中島選手はスイングの形よりも力強く振ることを意識し、「全力スイング」での素振りを続けました。その結果、飛距離が伸び、詰まっても内野の頭を越す打球が多くなったといいます。この日のヒットについて、中島選手は「冬の成果が出た」と語りました。

さらに驚くべきは、選抜大会前の2月中旬に右手薬指を骨折しながらも、わずか約3週間で完治したことです。「絶対に選抜に間に合わす」と毎日牛乳を飲んでカルシウムを摂取し、医師も「すごい回復力」と驚くほどの早さで回復。3月初旬には練習に復帰することができました。

チームの信頼を一身に受ける若きスター

中島選手は今大会で5試合17打数6安打と大活躍。西谷浩一監督は「いいところで打ってくれる。頼りになる選手です」と高く評価しています。

試合後、中島選手は「まだ優勝した実感はないが、甲子園での経験は自信になった」と語りました。一方、黒川虎雅主将は「やっと優勝できたなという感じ。自分たちらしく、粘り強く勝ち切れた。去年の1年間、甲子園に出られず悔しい思いもしたが、こうやって日本一をとれてよかった」と喜びを語りました。

春夏連覇へ向けて新たな挑戦

大阪桐蔭は2018年以来となる春夏連覇を目指し、次は「深紅」の優勝旗を目指します。先発した川本晴大投手は150球で完投するなど、チーム全体の力強い戦いぶりが光った優勝となりました。

中島選手の決意の一打が試合の流れを変え、チームを優勝へと導いたこの勝利は、大阪桐蔭野球部の新たな歴史の1ページとして刻まれることでしょう。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ