「イクメン」と褒める風潮に違和感、母親たちの本音とは?
「イクメン」と褒める風潮に違和感、母親たちの本音

「夫が育児に参加するのは当たり前なのに、『イクメン』と褒められる風潮に違和感がある」――。読売新聞のユーザー投稿サイト「発言小町」に寄せられたあるトピックが、多くの共感と議論を呼んでいる。トピ主の「らぐ」さんは、父親が育児に関わることを過度に称賛する社会の空気に疑問を呈し、「いいかげんに褒めるのはやめて、当たり前の価値観を浸透させるべきだ」と主張する。

ユーザーの反応はさまざま

この投稿に対し、小町ユーザーからは多様な意見が寄せられた。あるユーザーは「褒めろ!褒めろ!の大合唱に疲れた。2人目は産まない方向にした」と本音を吐露。別の50代女性は「夫を褒めまくっておだてるのは、子供扱いしているのと同じ」と指摘する。

「イクウィメン」という言葉の不在

「つけめん」さんは、「イクメン」という言葉がある一方で「イクウィメン」が浸透しないことに疑問を呈する。「子育ては女性にとって当たり前だから、褒め言葉どころかバカにしている感じがする。イクメンという言葉がある限り、男性の育児は『お手伝い』でしかない」と批判する。

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「でっかい長男」作戦

別のユーザーは、イクメンもどきの夫を「でっかい長男」と表現。「褒めて伸ばす作戦で、お手伝い感覚で育児に関わってもらうのが現実的。『もっと子育てしてよ』と言うと逃げてしまう」と語る。

過渡期の現象か

「生姜飴」さんは、30~40年前に女性の社会進出が珍しかった時代を引き合いに出し、「当時は『美人管理職』などとチヤホヤされたが、今は当たり前。イクメンも同じ過渡期の現象では」と考察する。

一方、60代の「日和」さんは「今どきイクメンなんて死語。周囲では夫が育児するのは当たり前で、誰も褒めたりしない」と語り、地域や世代による差を指摘する。

理想はお互いを褒め合う関係

ファザーリング・ジャパン副代表理事の高祖常子さんは、「以前は育児をする男性が注目されたが、今は当たり前の時代。ただ、地域によってはまだ進んでいない所もある。トピ主が違和感を感じるなら、夫に率直に伝えてみては。お互いに育児や家事を褒め合う関係が理想的」とアドバイスする。

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