中国大使館侵入の陸自3尉「植え込みに15分隠れた」と供述 包丁所持の動機も明らかに
在日中国大使館(東京都港区)の敷地に侵入したとして逮捕された陸上自衛隊の3等陸尉、村田晃大容疑者(23)が、捜査関係者への取材により「敷地内で包丁を手に歩いていたら、たばこを吸っている人がいたので植え込みに15分ほど隠れた」と供述していることが3月31日、明らかになった。
包丁を植え込みに置いた理由とは
捜査関係者によると、村田容疑者は人がいなくなってから植え込みを出て、遭遇した大使館関係者に「大使に面会したい」と伝えたと説明している。さらに、「包丁は持ったままだと大使に会えないと思い、植え込みに置いた」との内容の話もしているという。
警視庁の調べに対して、容疑者は中国側による日本への強硬発言を控えてほしかったという趣旨の発言をしていることも判明。この発言は、事件の背景や動機を探る上で重要な手がかりとなっている。
事件の経緯と捜査の進展
事件は、在日中国大使館の敷地内で不審な行動が発覚し、警視庁が村田容疑者を現行犯逮捕したことで発覚した。容疑者は陸上自衛隊の現職隊員であり、自衛隊内部での規律や安全管理の観点からも注目を集めている。
捜査関係者は、容疑者の供述を基に以下の点を詳細に調査中である。
- 大使館敷地への侵入経路と目的
- 包丁を所持していた理由とその意図
- 中国側への要望に関する具体的な背景
- 自衛隊内での勤務状況や心理状態
この事件は、外交的配慮が求められる大使館への侵入という重大性から、国際的な関心も高まっている。警視庁は、容疑者の動機や計画性をさらに解明するため、継続的な捜査を進めている。
関係者によれば、村田容疑者の行動は計画的ではなく、衝動的な側面が強いとみられているが、詳細な動機については今後の調べで明らかになる見込みだ。



