JリーグがACLE渡航費支援を拡充、サウジ集中開催で町田と神戸を後押し
Jリーグは3月31日、東京都内で開催された理事会において、サウジアラビアのジッダで集中開催されるアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)に参加する町田ゼルビアとヴィッセル神戸に対する渡航費の支援を拡充することを正式に決定しました。この措置は、4月16日から25日にかけて行われる予定の準々決勝以降の試合を対象としており、中東情勢の悪化に伴う渡航費の高騰に対応するための重要な支援策となります。
渡航費支援の具体的な内容
今回の支援拡充では、前回大会では1機のみだった往路のチャーター機を2機に増強し、復路については費用のうち5,000万円をリーグが支援することが明らかになりました。これにより、選手やスタッフの移動の利便性と安全性が大幅に向上することが期待されています。
Jリーグの樋口順也執行役員は、中東情勢の悪化が渡航費の高騰を招いていることを指摘し、「このような不安定な情勢の中でも、選手たちが安心して安全に帰国できるような環境を整備したいと考えています」と述べ、支援拡充の背景と意図を説明しました。この発言は、国際的な緊張がスポーツイベントにも影響を及ぼす現状を反映しており、リーグとしての責任ある対応を示すものです。
ACL2への支援も視野に
さらに、下位大会であるACL2の準決勝を控えるガンバ大阪が決勝に進出した場合には、往復の渡航費支援として5,000万円をリーグが負担する予定であることも発表されました。この決定は、日本のクラブチームが国際舞台で活躍するための包括的な支援体制を強化するものであり、Jリーグ全体の国際競争力向上を目指す姿勢が明確に示されています。
ACLEはアジアのクラブサッカーにおける最高峰の大会の一つであり、日本の代表チームが好成績を収めることは、国内サッカー界の活性化やファンの関心向上にもつながります。今回の渡航費支援拡充は、そうした国際大会への参加を財政面から支える重要な施策として位置づけられており、今後の日本のサッカー発展に寄与することが期待されます。



