ミラノ・コルティナ五輪 スノーボード女子ハーフパイプ決勝、16歳コンビが女王クロエ・キムに挑む
ミラノ・コルティナオリンピックは、日本時間13日未明にスノーボード女子ハーフパイプ決勝を実施します。日本勢は4人全員が決勝進出を果たす中、特に清水さら(TOKIOインカラミ)と工藤璃星(TOKIOインカラミ)の16歳コンビが予選で2位と4位と上位につけ、大きな注目を集めています。もしメダルを獲得すれば、17歳でスノーボード女子ビッグエアの銅メダリストとなった村瀬心椛(21)を抜き、日本女子の冬季オリンピック史上最年少記録となる可能性があり、期待が高まっています。
清水さらと工藤璃星、予選での活躍と決勝への意気込み
予選を2位で通過した清水さらは、11日の予選で全体トップとして登場しました。1回目の演技では、普段はミスが少ないとされるにもかかわらず、途中で失速し19.75点と苦戦しました。しかし、昨年3月の世界選手権で2位、先月の賞金大会「Xゲームズ」で優勝を飾るなど、エースとしての実力は確かです。2回目には躍動感あふれる滑りを見せ、87.50点と得点を伸ばしました。インタビューでは「良かったかなと思います、本当に。良かったなという感じです」と苦笑いを交えつつ、手応えを語りました。
一方、今季のワールドカップで初の表彰台に上がり、Xゲームズでは清水に次ぐ2位と成長著しい工藤璃星は、1回目から安定した演技を決め、2位に付けました。2回目もさらに得点を挙げ、清水と25歳のマディー・マストロ(アメリカ)に抜かれたものの、堂々の4位通過を果たしました。決勝は一段とレベルが上がると予想されますが、最年少の2人も虎視眈々と決戦を見据えています。
決勝への期待と女王クロエ・キムとの対決
清水さらは「新しく夏に練習して、去年やらなかった技も習得してきている。そこを見てほしい」と意気込みを語り、工藤璃星は「(予選)2本目は手をつかなかったらもっと得点が伸びただろうなというのはある。あとは高さともっとスタイルを出していきたい」と改善点を挙げました。
この日の予選で唯一90点台の90.25点をマークしたのは、クロエ・キム(アメリカ)です。3連覇を狙う25歳の女王に、16歳コンビがどこまで迫れるか、期待が膨らみます。決勝では、若手の勢いと経験豊富な選手たちの熱戦が繰り広げられることでしょう。



