ミラノ・コルティナ五輪 モーグルで藤木豪心が予選敗退、妹の活躍に触発され巻き返しを誓う
2026年ミラノ・コルティナオリンピックのフリースタイルスキー男子モーグル競技において、藤木豪心選手(28歳、所属:イマトク)が12日に行われた予選2回目で敗退しました。藤木選手は、同じ大会で女子モーグル決勝1回目まで進出した妹の日菜選手(24歳、所属:武庫川女子大学院)とともにきょうだい出場を果たしており、妹の滑りから大きな刺激を受けたと語り、今後の競技での巻き返しを誓いました。
予選での苦戦と悔しさ
予選2回目では、第1エア後のターンで乱れが生じ、65.44点にとどまりました。予選1回目の73.68点が採用されましたが、決勝進出を目指す中での結果に、藤木選手はインタビューで「ミスが出てしまって悔しい」と悔しさを口にしました。しかし、妹の日菜選手が攻めた滑りを見せたことについて、「妹が攻めたので、自分も頑張らないと」と述べ、デュアル競技に向けて挽回を誓う姿勢を示しました。
スキー場のない地からの挑戦と父の支え
藤木きょうだいは、スキー場のない大阪府阪南市の出身です。五輪出場には、父の巌さんの献身的な支えが大きく貢献しました。巌さんは大阪府出身で、信州大学時代にスキーに出会いました。子どもたちが生まれると、隔週末に車を8時間運転し、家族で大阪から長野県のスキー場へ通い続けました。
巌さんは、兄妹が2歳になるまで背負って滑走し、自身もモーグルの大会に出場経験があります。斜面のこぶを華麗にさばくこの競技を「世界一かっこいい」と兄妹に言い聞かせ、情熱を育んできました。このような家族の努力とサポートが、きょうだいの五輪出場を支える礎となりました。
今後の展望と兄妹の絆
藤木豪心選手は、今回の予選敗退を糧に、妹の日菜選手から受けた刺激を力に変え、デュアル競技での活躍を目指すと表明しています。兄妹の絆と父の献身的な支援が、逆境を乗り越える原動力となっており、今後の競技生活に注目が集まっています。



