広島3-1巨人(セ・リーグ=24日)――広島が競り勝った。四回、坂倉の2ランで先手を取り、六回、勝田の適時打で加点。森下は自身の連敗を4で止めた。巨人は四回の好機を逃したのが響いた。
四回の拙攻が痛恨
前半でつけられた2点差を追いつく力は、巨人打線にはなかった。「野球には本当に流れがあると、つくづく感じる」。橋上監督代行が悔やんだのが四回の拙攻。絶好の先制機を逃すと、直後に先取点を奪われ、そのまま逃げ切られた。
両チーム無得点の四回、松本の左翼線二塁打、泉口の内野安打で無死一、二塁。ここで、ダルベックは初球の甘い球を捉えきれず捕邪飛に倒れると、大城のライナー性の打球は右翼手に捕られた。二死二、三塁と好機は続いたが、増田陸はフルカウントからワンバウンドする変化球に手を出し、空振り三振に終わった。
直後に被弾、流れを手放す
すると、その裏、好投していた先発の西舘が乱れる。先頭の中村奨に二塁打を打たれると、続く坂倉への初球のカットボールが甘くなり、痛恨の2ランを浴びた。監督代行は「チャンスになった時に何とか得点を取っておかないと、やはり流れを手放す」とほぞをかんだ。
今カードは3試合とも、先に点を奪われる苦しい展開を強いられている。負傷離脱の浦田を欠いた1、2番がうまく機能せず、松本と吉川を並べたここ2戦は、2人の18打席で出塁はわずかに1度だった。状況を打開しようと、3戦目は1番に出塁率の高い丸、2番に松本を入れ、3長短打を記録したが、得点には結びつかなかった。
残り6試合、正念場
試合がなかった阪神とのゲーム差は2に広がった。残り試合が3戦多いライバルを上回るためには、残る6試合は一つでも多く勝たなければいけない苦境にある。「打破するしかない」と大城。いよいよ、本当の正念場に立たされた。