22日に行われたプロ野球ドラフト会議で、宇都宮市出身で東京ガスの藤沢涼介選手(24)がヤクルトから単独1位で指名を受けた。県内関係者が1位指名を受けたのは、2022年の白鴎大出身の曽谷龍平投手(オリックス)以来4年ぶりとなる。
「一番高い評価をしてもらったことをうれしく思う」
藤沢選手は1位で指名された約1時間後、東京都大田区のクラブハウスで記者会見に臨み、「一番高い評価をしてもらったことをすごくうれしく思う」と率直な感想を語った。プロでの目標については「通年で活躍し、走攻守で躍動できるように頑張りたい」と力を込めた。
対戦したい投手には、大学時代に同じリーグで対戦経験のある古謝樹投手(楽天)の名前を挙げ、「大学時代は全然打てなかったが、プロで対戦した際はホームランを打ちたい」と意気込んだ。地元の栃木県については「高校までに関わってくれた人が自分の人格を作ってくれた。プロ野球で活躍し、プレーで感謝を伝えたい」と話した。
父・秀樹さん「けがをしないで長く続けてくれたら」
指名の瞬間を見守っていた父の秀樹さん(57)は「指名されるか不安だったが、1位で指名されて驚いた。けがをしないで長く(選手生活を)続けてくれたら」と背中を押した。
育成指名では黒川投手、吉田捕手も
育成指名では、オリックスが壬生町出身で埼玉・花咲徳栄高の黒川凌大投手(18)を育成1位で、プロ野球独立リーグ・栃木ゴールデンブレーブス(GB)の吉田健吾捕手(24)を育成3位で指名した。
黒川投手は花咲徳栄高でエースとして活躍し、今春の選抜大会では8強入りに貢献。同校での記者会見では「これまで支えてくれた人に恩返しできるよう頑張りたい」と意気込んだ。
吉田捕手は国士舘大から25年にGBに入団し、今季は48試合に出場、打率3割1分6厘、5本塁打の成績を残した。栃木市での記者会見では「指名されると思っていなかったので驚いた。打率をしっかり残せるよう頑張りたい」と語った。