第103回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の予選会が17日、東京都立川市などで行われた。埼玉県内に練習拠点がある大学のうち11校が参加し、東洋大(川越市)が1位、大東文化大(東松山市)が7位となり、来年1月2、3日に行われる本大会への出場権を獲得した。シード権を持つ早稲田大(所沢市)、城西大(坂戸市)を含め、県勢は4校が本大会に臨む。
東洋大、21年ぶりの予選会で圧勝
今年1月の前回本大会でシードを失い、21年ぶりの予選会出場となった東洋大は、2位の中央学院大に2分1秒差をつけて圧倒し、「鉄紺の意地」を示した。
チームをけん引したのは、個人成績で日本人トップ、全体4位でゴールした宮崎優選手(3年)だ。序盤から強い追い風と向かい風が入れ替わり、先頭集団の留学生たちのペースは上がらなかった。宮崎選手はこの後ろに位置取り、攻めの走りを見せた。「得意」という後半のアップダウンでペースを上げ、次々と留学生を追い抜いた。
「箱根の借りは箱根で返す」
前回本大会では山登りの5区を走ったが、区間15位に終わり悔いが残った。宮崎選手は「箱根の借りは箱根で返す」と力を込めた。
25大会連続、通算85回目となる本大会出場に、酒井俊幸監督は「あくまで通過点」と気を引き締める。宮崎選手も「強い東洋を取り戻す」と意気込んだ。