ソフトバンク前田悠、13勝ならずも好投 山本祐の3ランで7連勝
ソフトバンク前田悠、13勝ならず 山本祐3ランで7連勝

ソフトバンクは2日、ロッテとの接戦を4―3で制し、7連勝を飾った。九回に山本祐が3試合連続となる3ランを放ち逆転。ロッテは抑えの横山が踏ん張れず、角中の引退試合を白星で飾れなかった。

前田悠、八回につかまり降板

13勝目を挙げれば初のタイトル獲得が見えてくる一戦でも、ソフトバンクの先発・前田悠は「気にしていない」と落ち着いていた。その言葉どおり、気負いを感じさせない好投を披露したが、八回につかまって降板。九回に味方が逆転して黒星はつかなかったが、勲章はお預けとなった。

直球を中心にテンポよく投げ、ロッテ打線を七回まで井上のソロの1点に抑えた。しかし、自身初の八回のマウンドに上がると、二死一塁から佐藤に高めの速球を右翼テラス席に運ばれて勝ち越しを許した。「あそこで抑えられなかったのが弱いところ」と悔やんだ。続く井上にこの試合初めての四球を出したところで降板。自己最多の122球の力投も白星とはならなかった。

今季の飛躍とタイトル争い

それでも、今季ここまで12勝1敗でタイトル争いを演じたことは大きな糧になるだろう。自身も「毎年そういう立ち位置に入れる選手にならないといけない」と自覚をにじませた。今季大きく飛躍した21歳なら、またそのチャンスを自らの手でたぐり寄せてくれるはずだ。

ソフトバンクの小久保監督は「(前田悠は登板間隔が空いて)真っすぐの力が戻ってきていた。CS(クライマックスシリーズ)に向けていい投球だった」と評価した。