広島・辰見、代走で日本新記録の26個目の盗塁を決める
広島・辰見、代走で日本新記録の26個目の盗塁

横浜DeNAベイスターズとの19回戦で、広島東洋カープが1点リードした八回二死、サンドロ・ファビアン選手(28)の代走に、辰見鴻之介選手(25)が送られた。一塁上に立つ背番号「69」に球場中の視線が注がれる中、辰見選手は盗塁を狙った。

一挙手一投足に注目

マウンドに立つDeNAの伊勢大夢投手が何度も牽制球を投じる。その度に観客の期待は膨らみ、球場のボルテージも上がっていくのが感じられた。

重圧を振り払うように、辰見選手が勢いよく土を蹴った。一気に加速し、捕手からの送球と競り合う。塁間は27メートル余り。辰見選手が二塁に頭から滑り込み、リクエストの結果、盗塁が認められると歓声が湧き起こった。

代走での日本新記録

東北楽天ゴールデンイーグルスから今季、現役ドラフトでカープに加わった辰見選手。昨季のイースタン・リーグで盗塁王となった韋駄天ぶりは伊達ではない。9月15日には神宮球場で、代走では日本新記録になるという26個目の盗塁を決めた。

ペナントレースは終盤に入ったが、チームは最下位に甘んじている。疾風のような辰見選手の走りで、ファンのイライラ、モヤモヤを吹き飛ばすことが期待される。