広島が投手戦を制した一戦で、阪神のドラフト1位ルーキー・立石正広が約1か月ぶりの一軍昇格を果たし、即座に存在感を示した。18日にマツダスタジアムで行われた試合は、広島が2-1で勝利。阪神は中軸の不振が響き、連勝を逃した。
立石、昇格即安打でアピール
立石は「6番・右翼」で先発出場。二回の第1打席で、広島の守護神・栗林良吏が投じた2球目を捉え、中前へはじき返した。この安打でチャンスを作ったが、後続が倒れて得点には結びつかなかった。立石は「点は入らなかったけど、チャンスメイクできたことは良かった」と振り返った。
立石は5月に一軍デビューを果たしたが、交流戦で状態を崩し、6月中旬から二軍で調整を続けていた。この日は残りの3打席は凡退に終わったものの、「今日に限っては悪いアプローチではなかった」と手応えを口にした。ここから結果を積み上げ、一軍に定着したいところだ。
試合展開と監督のコメント
試合は投手戦の様相を呈した。広島は五回、菊池涼介の犠飛で同点に追い付き、六回に坂倉将吾が勝ち越しソロ本塁打を放った。継投で逃げ切り、栗林は約2か月ぶりの勝利投手となった。
阪神の先発・伊藤将司は六回途中2失点で降板。藤川球児監督は「ボールカウントが不利な状況からも低めに投げてくれた」と一定の評価を与えた。しかし打線は広島投手陣を攻略できず、中軸の不振が響いた。
立石の今後とチームへの影響
立石は創価大からドラフト1位で入団した大型外野手。長打力が持ち味だが、この日は安打性の当たりを見せ、確実性もアピールした。チームは現在、リーグ優勝争いの真っただ中。立石の昇格が打線に新たな刺激を与えるか注目される。
立石は「ここから結果を積み上げていく」と決意を新たにしている。次戦以降もスタメン起用が予想され、そのバットから目が離せない。



