阪神・西勇輝、引退試合で3者連続空振り三振 18年現役生活に幕
阪神・西勇輝、引退試合で3者連続空振り三振 18年に幕

阪神の西勇輝投手が7日、甲子園での広島戦で引退試合に臨み、衰えぬ制球力で3者連続の空振り三振を奪った。試合は延長十一回、梅野の適時打でサヨナラ勝ち。阪神はリーグ全球団に対し、シーズン勝ち越しを決めた。

引退試合で見せた衰えぬ制球力

18年間の現役生活で通算127勝を挙げた西勇は、最後の登板も先発にこだわった。一回、マウンドに立ち、先頭打者を内野ゴロに打ち取ると、回をまたいで3者連続の空振り三振。ここで交代を告げられ、集まった選手や藤川監督と抱き合い、ファンの声援に帽子を振って応えた。

昨年右膝を痛めて登板機会を減らした際、後輩たちに自然に助言を送る自分がいた。「潮時やな」。同じ土俵で勝負していないように感じ、引退を決断した。元チームメートのオリックス・岸田監督には「ボロボロになるまでやれ」と説得されたが、考えは揺るがなかった。「好きで始めた野球。好きで終わりたい」

セレモニーで感謝を述べる

セレモニーではよどみなく仲間やファンへ感謝を述べた。「(甲子園の声援は)鳥肌が立つ。何年たっても忘れることはない」と言い、「18年間大好きな野球を続けられた。本当に幸せ」。笑顔を貫き、ピリオドを打った。

阪神・藤川監督は「(西勇は先発)ローテーションにも入っていたので、まだ続けてもらいたかった。さみしいし、もっともっと見たかった」と惜別の言葉を残した。