巨人が首位・阪神に1.5差、リチャード181キロ弾と戸郷5勝目で連勝
巨人が首位・阪神に1.5差、リチャード181キロ弾で連勝

巨人は29日、広島とのセ・リーグ公式戦で3-1と勝利し、2連勝を飾った。この結果、首位を走る阪神とのゲーム差を1.5に縮めた。広島は九回に中村奨成のソロ本塁打で追い上げたが、及ばず連勝は4で止まった。

リチャードが先制2ラン、打球速度は181.5キロ

巨人のリチャードが四回二死一塁から、広島先発・玉村のフォークボールを捉え、バックスクリーン右へ先制の2号2ランを放った。プロ野球公認アプリ「NPB+」によると、打球速度は時速181.5キロを記録。橋上監督代行は「良くてフェンス直撃だろうと思ったけど、はるかに越えていた」と驚きを語った。

リチャードは昨季シーズン途中に加入し11本塁打を放ったが、今季は開幕前に左手を骨折するなど故障が続いた。夏場に2度昇格するも、初打席本塁打の後は17打数無安打に終わり、7月中旬に登録抹消。一軍から声がかからず、「もうジャイアンツでプレーすることなく、そのままクビやな」と思い詰めていたという。

戸郷が約3か月ぶり勝利、復帰後初白星

先発の戸郷翔征は九回途中まで投げ、2安打1失点で今季5勝目を挙げた。約3か月ぶりの勝利で、左太もも裏の肉離れから復帰後5登板目での初白星となった。六回一死まで完全投球を見せ、九回二死から中村奨にソロを浴び、次打者に四球を与えたところで降板。「ストライク先行でいい投球ができた」と振り返った。

リチャードは27日に昇格すると即スタメン出場し、2点二塁打と3四死球を記録。体が開く悪癖や強引に打ちにいく欲を抑え、中堅方向へ打ち返す練習を続けてきた。この日の一発に「練習でやっていることは試合で出るんだなって今日初めて思った」と手応えを語った。

橋上監督代行「頼もしい選手がまた1枚加わった」

橋上監督代行は戸郷について「完璧に近い投球。頼もしい選手がまた1枚加わった」と評価し、リチャードの本塁打は「チームに活気を与えてくれる当たりだった」と話した。