自身がゲイ(男性の同性愛者)とSNSで公表したバレーボール男子の高橋塁選手(26)=サントリーサンバーズ大阪=がインタビューに応じ、公表に至る思いや経緯を語った。日本のトップスポーツ界で、男性選手が性的マイノリティーであると明かした例は極めてまれで、競技からの引退も覚悟していたが、弟の藍選手(25)の言葉が支えになったという。
10代の頃は「なおる」と思っていた
京都市出身で、地元の強豪校から日大に進学。バレーボールに打ち込み、2022年度に現在のチームに所属した。
その傍ら、長く葛藤を抱えていた。10代の頃は「なおるかな」と思い、20歳になれば本当に変わると思っていた。ただ、朝起きたら「『なおってねえな』みたいな感じ」で、それが自身の中の「普通」だった。「かわいそうとかはなくて、ちょっと周りと見えていることが違うみたいな感じ」があった。
弟・藍選手の思いがけない一言
自分のセクシュアリティーやプライベートに向き合う以上に、コートの中で練習を続けた。周囲にうわさされ、聞かれることがあっても「いや違う」と反応していた。
高橋塁選手は約50分にわたる単独インタビューで、弟の藍選手の思いがけない一言や、公表にあたっての迷いや不安について語った。記事の後半には、インタビュー動画をアップしている。