バレーボール男子のセッター、河東祐大選手(28)が9月に北九州市で開催されたアジア選手権で「A代表」の公式戦デビューを果たした。鹿児島県出身の河東選手は、相手ブロッカーに的を絞らせない大胆かつ冷静なトスワークで存在感を示し、チームの優勝に貢献。2028年ロサンゼルス五輪出場への切符をつかんだ一員となった。
デビュー戦での鮮烈なプレー
河東選手がA代表として上げた1本目のトスは、柔らかな軌道で後衛の高橋藍選手(25)へ。強烈なバックアタックが決まり、コートの中心で笑顔が広がった。この大会で優勝を果たした日本代表は、表彰式で笑顔を見せた。
五輪への意識の変化
河東選手は、この1か月ほどで五輪への意識が大きく変わったと語る。「招集がかかる前までは本当に遠く先のことだと認識していたが、目の前の目標になってきている」と明かした。
トップ選手から学ぶ成長
河東選手は鹿児島商高から日本体育大などを経て、SVリーグのジェイテクトSTINGS愛知に所属。経験豊富な正セッターの深津英臣選手(36)や海外で活躍する石川祐希選手(30)らから学ぶことも多いという。「同じレベルでバレーボールができて、自分なりに成長したかなと思う。これ以上のことを今後は求めてやっていきたい」と語り、確かな自信を胸にレベルアップしていく姿が見られそうだ。