アジア・アジアパラ大会2026のバドミントン個人戦準決勝が行われ、女子シングルスで山口茜(再春館製薬所)が中国の王祉怡を2-0で破り、日本勢として1998年バンコク大会以来の決勝進出を果たした。女子ダブルスの中西貴映、岩永鈴組(BIPROGY)は韓国ペアに0-2で敗れ、銅メダルとなった。
冷静な戦いでストレート勝ち
山口は、金メダルを逃した女子団体決勝で敗れた王との再戦に臨んだ。前回は第1ゲームで体力を消耗し逆転負けを喫した反省から、この日は「攻める気持ちをちょっと抑えながら」プレーした。
ミスが出やすいトップスピードの攻撃は避け、「ある程度のスピードで崩しながら、チャンスで(決めに)いった」という。ネット際へのドロップショットも効果的に使い、第1ゲームを圧倒した。
ジュースを制し決勝へ
第2ゲームは20-20のジュースにもつれたが、体を投げ出して打ち返すなど、正確な読みと軽快なフットワークで相手のショットを拾い続けた。長いラリーを制すると、マッチポイントでそのまま勝負を決めた。
決勝では、8月の世界選手権決勝で敗れた韓国の安洗塋と対戦する。山口は「色んなことをやって、全部出し尽くしたい」と語り、競技最終日に日本チームへ今大会初の金メダルをもたらす構えだ。