『abc presents RIZIN LANDMARK 16 in NAGASAKI』(3日・長崎スタジアムシティ HAPPINESS ARENA)の第4試合で井上聖矢に敗れ、4連敗となった芦澤竜誠が、試合後のインタビューで涙をこらえながら激闘を振り返った。
「普通に悔しい」と振り返るも、井上への賛辞
試合を終えた今の気持ちを聞かれると、「普通に悔しいっすね、はい」と答えた。対戦相手の井上聖矢については「いい選手でしたね。あの選手のことを皆さん応援してあげてください」と賛辞を送った。
試合ではダウンを奪われたり、奪い返したりする展開となった。自身の戦いについては「必死で戦ったっすけど、練習で『これはやっちゃいけない』っていう動きをやっちゃったっすね。やっぱ一発もらうと『うわっ』ってなっちゃうっていうか、それが俺の永遠の課題で、我慢ができないからそこをなんとかしないといけないっていう課題が見つかりました」と語った。
レフェリーストップにも「しょうがない」と理解
レフェリーに止められた際、不満げな表情も見えたが、その後井上の肩を叩いて言葉を交わした。「『お前強かったよ』って。しょうがないっすね。何回も俺がダウンしてるんで、早めにレフェリーが止めたんだと思うんで、あれはしょうがないっす」と明かした。
今後の目標については「長いトンネルから抜けないっすね。いつ抜けんのかなと思って、このまま2年ぐらいずっと抜けられないんですよ。でも、俺はここで折れるわけないんで、諦めないんで、また見ていてください」と決意を示した。
左膝のテーピングは予備、ファンへのメッセージ
左膝のテーピングについては「試合前に痛めたっすけど、ダメージがあったかとかは別に何にもないっす。ただテーピング巻いといた方が悪化しないかなみたいな感じの、予備で巻いといただけです」と説明した。
この試合にかけてきた思いについては「あったっすね。さっきも試合見返したんですけど、やっちゃいけないことやってダウン奪われてるんで。やっちゃいけないって分かってるけどやっちゃう。そこはやっぱりなんとかしないとなっていう感じですね」と悔しさをにじませた。
さらに「セコンドもそうですけど、俺のこと本気で応援してくれてるファンに本当に勝利を届けたいっていうか、絶対に勝ちたいとかは今回はなくて、出し切りたいと思ったんで、15分やり切りたいと思ったんで、いいところ見せられると思ったんすけど、しょうがないです。もう一回俺が這い上がるところを見てほしいです。マジで長いトンネルはずっと辛いっす、しんどいっす。でも、こんだけどん底にいるけど、また俺は上がってやるっていうところを見せたいです。だから落ちてる人たちは俺を見て、また希望になれたらいいなって思ってるんで、俺は絶対このトンネルから抜けるまで絶対やります」と語った。
手応えはあるが「負けたくない」、山本聖悟との結束
名古屋での練習を続ける中でトンネルを抜けられそうだという手応えについては「絶対それはあると思うんです。ただ、連敗が続いてると試合前から自信がやっぱりないっすね。でも自信ないけど、やっぱそこに打ち勝たなきゃいけないんで、絶対に。だからそれは寒天さん(春日井“寒天”たけし)とメンタルトレーニングでやってきたんで、それを出せなかったのは本当になんか申し訳ないし、またやるだけなんですけど、普通に勝ちたいとかじゃなくて、負けたくない。マジで」と答えた。
先に会見に来ていた山本聖悟選手が「一緒に竜誠と勝つ姿を見せたい」と話していたことについては「もちろんす。それは絶対やるっす。聖悟も俺も頑張るっす。聖悟がもう『やりたくない』とか言っても俺は辞めさせないし、必ず2人で勝つところ見せるし。俺は俺のやることやりますけど、この先も絶対俺はできるんで、自信あるんで。ただ今回の結果は本当残念です」と語った。
試合中に三角絞めがセットできそうな場面があったことについては「あの三角は極められなかったらやっぱ意味がないんで。惜しかったなって、自分でもあとちょっとだったなと思うところはあるんすけど、でもやってきたことは間違えてないんで、本当に勝つ姿を見せたいです、みんなに」と振り返った。
SNSでファンから「いい試合だった」「また絶対RIZINで勝つ姿が見たい」という声が上がっていることについては「俺も辛い思いして、こんなRIZINでみんなが見えるところで年下に負けて情けないけど、でもここでやめたら終わりだなと思ってるんで。絶対に這い上がれるんで、這い上がるんで。だから落ち込んでる人とか、『俺より落ちてねえだろ』って話。『俺より落ちてねえだろ、お前ら頑張れよ、俺も頑張るから』って話です」とファンにメッセージを送った。