全国高校総体(インターハイ)は6日、新体操と登山、柔道が始まり、計7競技が5府県で行われた。新体操女子個人では、須磨ノ浦(兵庫)の大野楓葵(2年)がフープとボールの合計46.100点で初優勝を果たした。男子個人は済美(岐阜)の丸山一休(3年)が制した。
地元開催の重圧を乗り越え
この日一番の歓声を浴びて舞った大野。演技後は「自分に勝てた演技だった」と話し、全てを出し切って重圧から解き放たれると涙があふれた。
ボールとフープの2種目合計で争う女子個人。地元開催で極限の緊張感に包まれたが、焦りはなかった。「気持ちと技の整理ができていた。あとは楽しむだけ」と語る。ボールでは動きを曲にぴたりと合わせた演技を見せ、フープは生き生きとした表情でダイナミックに演じて頂点に立った。
小柄な体を生かした機敏さ
身長1メートル48の小柄な体を生かした機敏さを持つ2年生。3月の選抜大会では2位など、ここまでは悔いが残る試合が続いていた。課題は、舞い上がりがちな気持ちとの向き合い方だった。
日本協会の強化選手「ネクストナショナル個人」に選ばれ、国際経験を重ねるなどして、この日は心の準備ができていた。「今回はよかったと言い切れるけど、次の試合に向けて課題がたくさん見えた」と話し、さらなる成長の余地を見せた。



