韓国国会の文化体育観光委員会は30日、サッカー・ワールドカップ(W杯)の1次リーグで敗退し、批判を浴びているサッカー協会に対する聴聞会を開く。鄭夢奎前会長や洪明甫前監督が出席するとみられる。
監督選考過程の不透明さが焦点
洪氏の監督選考過程が不透明との指摘が根強く、聴聞会で質問が相次ぐ見通し。鄭氏は今月6日に辞任するまで会長を約13年間務めた。鄭氏と洪氏は同じ大学出身で、2024年の監督就任当初から「学閥による優遇」との見方が浮上。24年にも2人は国会に呼ばれたほか、協会を所管する文化体育観光省が監査を行い「選考手続きに問題があった」と認定していた。
国民の不満爆発、大統領も非難
協会に対する不信感がくすぶっていた中、W杯敗退をきっかけに国民の不満が爆発。李在明大統領までもが協会や洪氏を激しく非難する事態となった。
国会がスポーツ関係者を呼んだケースは過去にもある。18年には、日本のプロ野球中日でも活躍した宣銅烈氏が韓国代表監督として出席し、選手選考を巡って質問を浴びた。こうした招致には「政治的パフォーマンス」との批判もある。(共同)



