全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は30日、新たに陸上と自転車が始まり、5競技が3道府県で行われた。自転車競技では、男子4000メートル団体追い抜きで北桑田(京都)が優勝し、連覇を達成した。女子3000メートル個人追い抜きの北桑田・塩貝穂佳選手も優勝。バスケットボール女子では、京都精華が3回戦を突破し、ベスト8進出を決めた。
男子団体追い抜き、北桑田が連覇
4人1組でタイムを競う自転車男子4000メートル団体追い抜き。昨年王者として連覇の期待がかかるレース前、田中楓主将(3年)は「落ち着いて互いにカバーしよう」と仲間に声をかけた。力みはなかった。
チームメートとペースが合わず、想定外の展開になったが、冷静に態勢を立て直した。4分25秒142でフィニッシュ。他校の結果を待ち、優勝が決まった瞬間、仲間たちと抱き合って喜んだ。
昨年の優勝を先輩たちと経験し、新チームでは主将を任された。勝ちたい思いが先走り、気持ちが空回りした。レース戦略を考えても、結果の出ない日々が続いた。
そんな中、自転車競技を純粋に楽しむメンバーの姿に気づかされた。「自分たちのベストが出せればいい。気軽にいこう」。連覇を意識しすぎなくなると、本来の力が発揮できるようになっていった。
この日は、「思うような走りではなかったが、今日のベストは出せた」と振り返ると、主将として仲間との優勝を喜んだ。「連覇できたことよりも、このチームで優勝できたことの方がうれしい」
女子個人追い抜きも塩貝穂佳が優勝
北桑田の塩貝穂佳選手は女子3000メートル個人追い抜きで優勝を果たした。
バスケ女子、京都精華がベスト8進出
バスケットボール女子では、京都精華が3回戦を突破し、ベスト8進出を決めた。



