前田悠伍、開幕12連勝の裏に千賀の教えと倉野コーチの言葉
前田悠伍、開幕12連勝の裏に千賀の教えと倉野コーチの言葉

ソフトバンクの前田悠伍投手(21)が、開幕12連勝の活躍でチームのリーグ優勝に貢献した。プロ3年目の今季を一つの区切りと考え、開幕前に新人王という大きな目標を掲げたという。

優勝の実感と新人王への思い

「結果を残さないと4年目以降、ずるずるいってしまうと思ったから」。先発の中心として優勝を経験するのはプロ入り後初めてで、「うれしい。実感が湧くような湧かないような、不思議な感覚でいる」と心境を語った。

春季キャンプでの転機

2、3月は「何をしてもうまくいかず、長いトンネルの中にいるような感じだった」と苦しんだ。オフの自主トレーニングで千賀滉大投手(米メッツ)にフォームなどを教わったが、「いくらやっても難しかった。イメージと投げている球が合わなかった」という。

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そんな中、春季キャンプ中に倉野投手チーフコーチから「教えてもらったことを継続してもいいけど、自分のいい感覚を追ってもいいと思う。自分で決めること。それを突き通せ」と言われた。この言葉をきっかけに、4月以降は自分に合う感覚を求めるようにした。「その方が後悔しないし、成長できると思ったから。千賀さんの教えはいったん頭の隅に置いて、いつでも取り出せるようにした」と説明する。

階段を上がった今季

そこからは一段ずつ階段を上がっていけたという。今季初勝利を挙げた5月10日のロッテ戦では直球が通用する感覚をつかみ、6月6日のDeNA戦ではテンポを思い出し、スライダーも良かった。千賀さんに教わったことも、ノートを見返しながら練習したことで、いい感覚が出てきたと振り返った。

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