『abc presents RIZIN LANDMARK 16 in NAGASAKI』(3日・長崎スタジアムシティ HAPPINESS ARENA)の第7試合でNOELに判定2-1で勝利し、スーパーアトム級のベルトをかけた「見えないトーナメント」に勝ち残ったケイト・ロータスが、スプリット判定にもつれ込んだ激闘を振り返った。
「生き残りました」――激闘を制した率直な感想
試合を終えた率直な感想を聞かれると、「生き残りました。よかったです」と安堵の表情を見せた。続けて「『見えないトーナメント』でベルトがかかっているので、負けたら終わりだと思うんです。とりあえずどんな内容であっても勝つことを意識していたので、『生き残れたな』という感じですね」と、勝ちに徹した試合だったことを明かした。
対戦相手のNOELについては、「打撃もきれいに打ってくるし、その後の胴タックル(ダブルレッグ)も入ってくるというイメージ通りのままでした」と評した。
次戦へ「みんなと同じぐらい戦えるように」
「見えないトーナメント」で次に目指すものについては、「今残っている選手がみんなKOや一本ができる選手ばかりなので、自分は周りからしたら『実力がない』と言われると思うんです。次の試合までに、みんなと同じぐらい戦えるように練習していきたいという感じですね。どうせベルトを取るとなれば全員とやることになると思うので、次は誰でも大丈夫です」と語った。
対策を試合で出せたかについては、「全部は出せなかったですね、出せたらもっとやれることがいっぱいあるんですけど。相手もストレートが上手なので『相打ちになった時に頭をずらす』『脇を深く刺されない』など、絶対に行うと決めていた対策はできました」と手応えを口にした。
判定にドキドキ、マイク拒否の真意と母への感謝
割れた判定を待っている時は「勝ったと思っていたので、なんかドキドキしましたね。テイクダウンを取られて下になった時も強いパウンドはもらわずに、逆に自分は肘と掌底を当てていたんです。クロスガードもしていなかったので、『そこを取られちゃったのかな』と。やっている時は『強いパウンドをもらっていないから大丈夫か、ブレーキがかかるかな』くらいにしか思っていなかったので、そこを取られていたのが自分の勉強不足でした」と振り返った。
試合後のマイクを拒否したことについては、ファンから「納得いっていないのか」などの憶測もあったが、「大島(沙緒里)選手や(ナターシャ・)クジュティナ選手がしっかりKOや一本で決めている中、自分だけフィニッシュ決められていないのにマイクをもらうのはちょっと違うかなという、自分の中での判断です」と理由を説明。ファンの声については「本当はそうやって言ってもらえることがすごく嬉しいので、次は本当にKOか一本を狙って、その時にマイクで喜びを爆発させたいですね」と次戦への意欲を見せた。
大みそかに試合が組まれると今年4試合目となるが、「前もって言ってもらえれば太らないように準備します。自分は試合間隔が空いてしまうとすごく緊張するタイプなので、間隔は短い方がいいですが、減量の連絡だけ前もってもらえれば問題ないです」と調整の見通しを語った。
因縁のあるNOELとの関係性の変化については、「そもそも自分は女子選手と仲良くしたい願望がないんです。『仲よしこよし』でやっちゃうと試合をする時に気まずくなってしまうタイプなので、できるだけ距離を作っています。ただ、試合をすることがなければNOEL選手は良い選手ですし、練習相手を探しているので練習できたらなとは思います。でも、NOEL選手からしたら悔しいと思うので、自分から声をかけるとかは特にしないです」と述べた。
会場で観戦していた母については、「まだしていないのですが、オープニングセレモニーでケージに入った時にちょうどお母さんが見えて、心が落ち着いたというか『居てくれてよかったな』と思えたので、後で『ありがとう』と伝えておきます」と感謝を述べた。母と長崎観光については、「お母さんは昨日けっこう観光して回り切ったらしく(笑)、『美味しいご飯も食べてめっちゃ満足』と言っていたので、自分とは回ってくれないんじゃないですかね(笑)。きょうは夜ご飯を食べたあとに(コーチの)横田さんと夜景を見に行きます(笑)」と笑顔で明かした。