洪明甫(ホン・ミョンボ)前監督は30日、大韓サッカー協会(KFA)の運営を調査する文化体育観光委員会の聴聞会で、2026年北中米ワールドカップ(W杯)グループリーグ敗退について「全責任」を負う考えを示した。
大会敗退後に辞任した洪氏は、聴聞会で2024年の監督就任に至る経緯を巡り、優遇措置の疑惑について追及を受けた。KFAの採用担当者が洪氏の自宅を訪問し、不透明な面接を行ったとの主張が示されている。
優遇疑惑と年俸
洪氏は「適切な手続きが行われたと信じています」と述べ、特別な便宜や利益を求めたことはないと否定した。一方で、議員らが代表指揮官としては高額とされる38億ウォン(約4億2800万円)の年俸を受け取っていたと主張したのに対し、この数字は誤りだとしつつも正確な金額の公表は拒否した。
敗退の責任と批判
洪氏は、韓国がグループリーグで32強入りを果たせなかったことを謝罪し、「私は監督として、結果で評価される立場にあります」「今回のW杯でのパフォーマンスは期待に応えられなかったため、全責任を負います」と語った。
韓国はグループリーグ最終戦で南アフリカに0-1で敗戦。引き分けでも決勝トーナメント進出が決まる一戦で、ベテラン主将の孫興民(ソン・フンミン)をスタメン落ちさせた判断がファンを落胆させ、帰国時には大ブーイングを浴びた。
李在明大統領は大会後の声明で、洪氏の名指しは避けつつ、サッカー界のトップレベルの採用が「忠誠心や派閥主義」で濁っていると指摘。不振はリーダーシップに昇進した「不適任な人々」のせいだと非難していた。



