【ニューヨーク=細田一歩】国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループ(TSG)は18日、2026年ワールドカップの分析結果を公表した。今大会から出場チームを従来の32から48に拡大したことについて、TSGを統括するアーセン・ベンゲル氏は「強豪国と他のチームとのレベルの差は小さくなっている。(拡大は)正しい決断で大きな成功だった」と総括した。
拡大による競技レベルの変化
ベンゲル氏は、出場国増加により新興国のレベルが向上し、強豪国との差が縮まったと指摘。今大会では初出場のチームが複数見られ、予想外の好成績を収めるケースもあった。これにより、サッカーの世界的な普及と競技力向上に貢献したと評価した。
飲水タイムの導入と今後の課題
一方、今大会で初めて採用された飲水タイムについては、「影響などを大会終了後に分析する必要がある」と述べ、選手のパフォーマンスや試合の流れへの影響を検証する方針を示した。また、試合の中断時間や気候条件との関連性も調査対象となる。
TSGは今後、詳細なデータを基にした報告書をまとめ、FIFAに提出する予定。ベンゲル氏は「今回の拡大がサッカーの未来にとって良いステップになったことは間違いない」と強調した。



