大垣日大の山崎智貴選手が28日、岐阜市で行われた県大会で3安打を放ち、4打席全てで出塁した。チームは敗れたものの、自身の打撃と守備で存在感を示した。
5点を追う七回、一死から谷之口翔琉選手が中越え三塁打で好機を作ると、山崎選手は「自分が返して楽にする」と意気込み、3球目の直球を三塁前に転がして内野安打。得点には結び付かなかったが、好機を拡大する一打にスタンドは歓声に包まれた。
兄の背中を追い、自らを鍛える
山崎選手は、甲子園でプレーする兄・裕貴さん(22)の姿に憧れて大垣日大に進学。1年夏から先発を務め、春は2度甲子園に出場したが、夏は県大会で敗れてきた。夏の県大会突破を目指し、長打を捨ててでも出塁に徹するため、バットを短く持ちノーステップ打法を練習。また、どんな守備位置でも対応できるよう内野全ポジションを練習し、今大会ではそれを実践した。
3点差を追う九回、ネクストバッターズサークルで「後ろの主軸に絶対つなぐ」と仲間の出塁を待ったが、かなわなかった。それでも、この日は全打席出塁を達成。「チームに助けられ、自分らしい野球ができた」と胸を張った。



