第108回全国高校野球選手権福井大会は20日、福井市のセーレン・ドリームスタジアムで準々決勝2試合が行われた。第1試合では昨年覇者の敦賀気比が福農・明成に11-1で七回コールド勝ち。第2試合では敦賀が大野に5-4で逆転勝利を収めた。21日も同スタジアムで準々決勝2試合が行われる。
敦賀気比、序盤から大量得点
敦賀気比は初回、一死二、三塁から辻琉の2点適時打で先制し、この回に一挙5得点。三回には後藤の適時二塁打などで5点を奪い、試合を決めた。福農・明成は二回、竹沢の適時打で1点を返したが、及ばなかった。
福農・明成は今大会唯一の合同チーム。明成の捕手・建石は、福農の投手・横山と息を合わせて戦い抜いた。建石は「いいボールが来ている」とピンチのたびにマウンドへ向かい横山を励まし、二回には中前打で出塁し唯一生還した走者となった。「最後まであきらめない、自分たちらしい野球ができた」と振り返った。横山は「どんな球でも捕ってくれるから、安心して投げられる」と建石への信頼を語り、建石は「伊織はよく頑張って投げきってくれた」と相棒をねぎらった。
敦賀、終盤に逆転
敦賀は九回無死一塁から、今大会初の本塁打となる谷口の2点ランニング本塁打で同点とし、吉本の適時二塁打で勝ち越した。大野は初回に土田の適時打などで3点を奪い、計11安打を放ったが、三回以降は好機を生かせなかった。



