第108回全国高校野球選手権岐阜大会は20日、3回戦8試合が行われ、8強が出揃った。シード校の大垣日大と県岐阜商は順調に勝ち進んだ一方、ノーシードの益田清風や中津商もベスト8入りを果たした。準々決勝は22、23日にぎふしん長良川球場で行われる。
県岐阜商、岐阜第一の反撃を振り切る
県岐阜商は岐阜第一に9-5で勝利。岐阜第一は七回二死二、三塁から橋詰琥大郎選手(3年)が2点適時打を放ち、コールド負け寸前から反撃した。橋詰選手は「まだまだここからだ」とベンチを鼓舞し、後続の長打で自身も生還した。しかし、九回に4点差まで詰め寄るも、最終打席で外角の変化球に空振りし、試合は終了。橋詰選手は「やってきた成果は出せた」と胸を張った。
益田清風、岐阜高専を下す
益田清風は岐阜高専に12-1で勝利。岐阜高専の若原渉斗投手(3年)は初戦から3連投で、2回戦の大垣商戦では完投したが、疲れが残る中で益田清風打線に苦しめられた。一回に先頭打者へ死球を与え、1点を失ったが、その後は立ち直り要所を締めた。しかし五回に制球が乱れ、四球から3連打を浴び2点を奪われ、死球を与えたところで降板。捕手に回った。若原投手は1年から内野手だったが、新チームで投手不足のため自ら志願。球速を126キロから10キロ近く向上させた。この夏3試合で計250球を投げ、チームのベスト16入りに貢献。「めちゃめちゃ楽しかったな」と仲間と笑顔で球場を後にした。
関商工、鈴木選手の先制ホームで長良に勝利
関商工は長良に5-2で勝利。0-0の三回表、先頭の鈴木悠人選手(3年)が「俺がチームに火をつける」と打席に入り、2球目のスライダーをフルスイング。左翼への出塁後、二盗を決め、3番打者の内野ゴロの間に先制のホームを踏んだ。昨夏は全5試合に3番打者として出場し打率5割近くを記録したが、準決勝で完封負けを経験。新チームでは打撃力を強化し、マシン打撃で手元に引きつけて打つ練習を重ねた。3試合で7安打、4盗塁の活躍を見せ、「自分のヒットで勢いを与える」と次戦への意気込みを語った。



