高校野球地方大会は26日、12大会で決勝が行われ、佐賀商(佐賀)が8年ぶりの優勝を果たし、甲子園出場を決めた。決勝では背番号9の溝口が先発し、107球で1失点完投。北陵を4-1で下した。
エース代投で完投勝利
直球は120キロ台中盤ながら、ツーシームやカーブを織り交ぜ、六回まで被安打1と安定した投球。七回二死一、二塁のピンチもツーシームで三振を奪った。九回に犠飛で失点し完封は逃したが、隙を見せなかった。
本来は外野手だが、チームに投手が少ないため昨夏から投手も務める。準決勝まで登板2試合で計5回2/3を無失点。エースが準決勝を完投したため、前日に決勝の先発を告げられた。吉冨監督は「集中力を切らさず、よく投げてくれた」とねぎらった。
ツーシームをChatGPTで習得
この日もさえたツーシームは、生成AI「ChatGPT」に握り方を相談し、キャッチボールなどで試行錯誤して習得したもの。決め球の一つとなり「相手打者の芯を外せるようになった」と自信を深めた。甲子園に向けて「打たせて取る投球をしたい」と笑顔を見せた。
この他、花咲徳栄(埼玉)と佐野日大(栃木)が春夏連続の甲子園出場。新田(愛媛)は5年ぶり、八王子実践(西東京)は春夏通じて初出場、社(兵庫)は3度目の夏切符。横浜(神奈川)は4季連続出場を決めた。



