手堅い守備と勝負強い打線で立命館宇治が京都大会決勝で鳥羽を破り3年ぶり5度目の夏の甲子園 主将「1点取ることにこだわる」
手堅い守備と勝負強い打線で立命館宇治が京都大会決勝で鳥羽を破り3年ぶり5度目の夏の甲子園 主将「1点取ることにこだわる」

立命館宇治は、6試合で複数の投手を投入。中心となったのは3試合に登板した右腕のエース・中尾理佑投手だ。140キロ台の速球を武器に、4回戦の日星戦では八回途中まで投げて10奪三振。六回途中まで投げた決勝では、10安打を浴びながらも要所を締めて3失点に抑えた。4回戦以降、各試合1失策と手堅い守備にも支えられた。

強力打線が勝負強さ発揮

代表をつかみ取った要因のもう一つが、江原雅登主将を中心に計60安打54得点の強力打線だ。準々決勝の福知山成美戦では、同点で迎えた九回、連続四球を足がかりに中軸の増沢裕星選手からの5連打で5点を奪った。決勝でも、同点の八回に四球から打者10人の攻撃を繰り広げ7点を挙げるなど、好機を逃さない勝負強さがある。

ノーシードから勝ち上がった鳥羽

鳥羽は、エース・正村翔太投手を軸に、谷内盛悟、毛利太雅の両投手の継投で、ノーシードから勝ち上がった。準々決勝では、昨秋と今春の京都府大会を制した龍谷大平安を撃破。準決勝の京都両洋戦では、8盗塁と連続スクイズなど小技を絡めて勝利したが、決勝では立命館宇治の投手陣に、重久善健主将ら中軸を無安打に抑えられ、11年ぶりの夏の甲子園出場を逃した。

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強豪校が早々と姿消す

また、今大会では、強豪校が早々に姿を消した。甲子園出場経験のある京都外大西は、京都翔英に3安打に封じられ、4回戦でコールド負け。京都国際は悪送球が相手の得点につながったほか、打線も散発6安打と湿って京都翔英に敗れ、龍谷大平安とともに準々決勝で敗退。3連覇はかなわなかった。

甲子園へ「諦めない姿勢」

30日には、宇治市のグラウンドで練習が行われ、選手らが甲子園に向けて意気込みを語った。

江原主将は「京都大会を通して諦めない姿勢が出てきて、後半戦で勝負をかけるスタイルが定着してきた」と振り返り、「ヒットが出なくてもチームワークで1点を取ることにこだわっていきたい」と力を込めた。里井祥吾監督は「選手のコンディション回復に努めている。(初戦敗退した)3年前は悔しい思いをしたので、気持ちを切らさず走りきりたい」と語った。

夏の甲子園は、8月5日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。

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