第108回全国高校野球選手権大分大会は、大分商が津久見との公立校同士の古豪対決を制し、甲子園への切符を手にした。42校41チームが参加した今大会を振り返る。
大分商の攻撃力が光る
大分商は5試合で計56安打32得点、チーム打率3割3分7厘の強力打線が光った。準決勝では9番打者の菅原が2本の三塁打を放つなど下位打線まで切れ目がなく、5連覇中だった明豊を破った。エース平田は準々決勝で自己最速152キロを記録し、決勝では5回を無安打に抑えた。
津久見の勝負強さ
準優勝の津久見は準々決勝で第1シードの大分上野丘をコールドで破り、準決勝では9回に2点差を逆転。2年生の倉員が打率3割超で打線を牽引し、来年の活躍が期待される。
明豊の意地
ベスト4の明豊は準々決勝で1点ビハインドの8回に逆転成功。大分商との準決勝でも二死二塁から宮元の適時打で同点に追いつき、昨年の覇者としての意地を見せた。
DH制の採用
今大会では31チームが指名打者制を採用。準備段階から投手に投球練習を集中させるなどの工夫が見られた。
夏の甲子園は8月5日に開幕。大分商が全国の舞台に挑む。40チーム分の球児の思いを胸に、最後の夏を躍動してほしい。



