熊本学園大付が競り勝ち、準決勝進出
第108回全国高校野球選手権熊本大会の準々決勝が20日、リブワーク藤崎台球場で行われ、熊本学園大付が九州学院を2-1で下し、ベスト4に駒を進めた。九州学院はエース福本朋胤投手(3年)が一人でマウンドを守り抜いたが、打線が好機であと一本を欠き、1点差で涙をのんだ。
試合展開:先制許すも逆転
試合は初回、熊本学園大付が先制点を奪い、九州学院は早い段階でリードを許した。しかし、九州学院は四回に上村選手の適時打で同点に追いつく。しかし、五回に熊本学園大付の芹川選手がスクイズを決め、勝ち越し点を許した。九州学院はその後も反撃を試みるが、熊本学園大付の先発・三城投手がリードを守り切り、試合はそのまま終了した。
福本投手、孤軍奮闘も実らず
九州学院のエース福本朋胤投手は、同点で迎えた五回一死二、三塁のピンチで「絶対に抑える」と気合を込めて投球したが、スクイズを決められ、目の前で走者に生還を許した。福本投手は小学1年生で野球を始め、負けず嫌いの性格からチーム練習後も夜に練習を重ね、投手として成長。中学時代には熊本市の地区選抜に選ばれる実力で、友人で熊本北の千田拓未捕手は「今まで見たことがない球だった」とその剛腕を証言する。高校進学後も走り込みを重視した練習を続け、平井誠也監督も「動じない性格」と信頼を寄せていた。しかし、この日は打線の援護に恵まれず、力投も実らなかった。
九州学院、好機であと一本出ず
九州学院は試合を通じて得点圏に走者を進める場面があったが、あと一本が出ず、熊本学園大付の投手陣を打ち崩せなかった。特に終盤の攻撃で反撃の糸口をつかめず、ベスト4進出を逃した。熊本学園大付は準決勝に進み、勢いそのままに優勝を狙う。



