第108回全国高校野球選手権宮崎大会の決勝が20日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われ、日南学園が小林西を11-0で破り、2018年以来8年ぶり10度目となる夏の甲子園出場を決めた。敗れた小林西の主将・庄司小哲(3年)は、首にかけられた銀色のメダルを見つめながら「全員の思いが詰まっている」と涙を浮かべつつ喜びを語った。
庄司主将の野球人生と家族の支え
庄司主将は、かつて選手だった姉に憧れて小学3年からソフトボールを始めた。現在は年の離れた姉と兄がチームのヘッドコーチを務めており、「野球の楽しさを教えてくれた」と感謝の気持ちを述べている。福岡県内の中学校を卒業後、小林西に進学し、昨年の新チームで主将に就任。実力のある下級生が多い中、「気持ちは誰にも負けない」と背中で仲間を引っ張ってきた。
決勝での奮闘と敗戦後の涙
決勝では点差が開いた八回、四球で出塁すると内野安打の間に三塁まで進み、あきらめない姿勢を見せた。試合後は仲間や家族への感謝で涙があふれた。甲子園出場の目標はかなわなかったが、「技術に優れた後輩たちばかり」と新チームに夢を託した。



