川内・堀之内悠樹選手、左肘痛でDH出場も4強逃す「悔しさバネに大学でも野球を」
川内・堀之内悠樹選手、左肘痛でDHも4強逃す

第108回全国高校野球選手権鹿児島大会は20日、鹿児島市の平和リース球場で準々決勝2試合が行われ、第5シードの川内を尚志館が4-2で破り、4強入りを決めた。川内はエースで4番を務める堀之内悠樹選手(3年)が左肘痛の影響で投げられず、指名打者として出場。打率4割1分と気を吐いたが、チームは九回に2点差まで詰め寄る粘りを見せながらも、あと一本が出ず敗退した。

尚志館、初回に先制し優位に立つ

尚志館は初回、相手投手の制球難を突いて2点を先制。二回には園山の適時二塁打でさらに2点を追加し、リードを4点に広げた。投げては先発の高沢が7回を無失点に抑える好投。川内打線は八回に2点を返し、九回にも一死一、二塁の好機を作ったが、尚志館の継投の前に及ばなかった。

「どんな形でもいいから自分が打ってつなげよう」

堀之内選手は九回一死一、二塁の場面で打席に立ち、「どんな形でもいいから自分が打ってつなげよう」とバットを大きく振り切った。打球は一塁手のミットに収まったが、その間に2人が進塁し、なおもチャンスをつないだ。しかし、後続が倒れ、4強入りはならなかった。

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堀之内選手は小学5年から硬式野球を始め、中学のクラブチームの監督の母校である川内に入学。エースで4番として攻守の要を担ってきたが、5月に左肘を痛め、思うような投球ができなくなった。今大会では指名打者として全3試合に出場し、打率4割1分を記録。3回戦では決勝打を放ち、チームを勝利に導いていた。

「悔しさをバネに大学でも野球を続けたい」

試合後、堀之内選手は「正直、悔しい気持ちの方が大きいけど、この思いをバネに大学でも野球を続けていきたい」と涙をぬぐいながら誓った。川内ナインは最後まで諦めない姿勢を見せたが、尚志館の堅い守りを崩せなかった。

尚志館は準決勝で、残る一つの4強チームと対戦し、決勝進出を目指す。

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