鹿児島実「諦めない心」で延長サヨナラ勝ち、横田慎太郎さんの言葉が原動力に
鹿児島実「諦めない心」で延長サヨナラ、横田さんの言葉が原動力

夏の高校野球地方大会は19日、鹿児島実(鹿児島)が延長10回タイブレイクの末、大島を5-4で下し、準決勝に進出した。日大山形(山形)も4強入り。今春の選抜4強の中京大中京(愛知)は7回コールドで4回戦を突破した。一方、今春の選抜を制した大阪桐蔭(大阪)は延長タイブレイクの末に敗れ、4回戦で姿を消した。

「諦めない心」を体現した逆転劇

鹿児島実の選手たちは、OBで2023年に脳腫瘍のため28歳で亡くなった元阪神外野手の横田慎太郎さんが大切にしてきた「諦めない心」という言葉を胸に戦っている。この日も劣勢の場面で諦めず、その言葉を体現するかのような粘りを見せた。

2点を追う六回、四球などで走者をため、内野ゴロなどで同点に追いついた。延長タイブレイクでは十回のピンチを好守で無失点で切り抜けると、その裏、4番渡瀬の犠打などで一死満塁の好機を作り、6番鶴本が変化球を迷いなく振り抜き、右前へのサヨナラ打を放った。

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横田さんの顕彰碑が選手を後押し

今大会直前に、練習グラウンドのそばに横田さんの「諦めない心」と書かれた顕彰碑が建てられた。命日だった18日には、その前で黙とうをささげた。高校時代に指導した宮下監督は「今日は負けられなかった」と語った。

横田さんと同じ左打者の鶴本は「横田さんの言葉が(サヨナラ勝ちの)原動力になった」と振り返る。道半ばで早世した先輩に全力プレーを届ける。

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