全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は30日、ソフトボール女子決勝で千葉経大付(千葉)が花巻南(岩手)に2―0で勝ち、悪天候のため4校優勝だった2021年以来、3度目の優勝を果たした。エース太田が7回無失点に抑える快投で、チームを5年ぶりの頂点へ導いた。
エース太田、無失点の快投
3日前の1回戦から6試合目となった決勝のマウンド。ほぼ一人で投げ抜いてきた疲れを見せず、千葉経大付のエース太田は躍動した。「準決勝を勝ち切れて、あとは楽しむしかない」と語る太田は、花巻南打線を7回無失点に抑えた。
監督同士が師弟関係とあって縁が深い両校は、何度も顔を合わせてきた。その分、太田は手の内を知られてもいる。四回、一死から4番打者に二塁打を許すなどしてピンチを招いたが、「力み過ぎず、体重移動のことだけ考えた」と振り返る。得意のライズボールで後続を仕留めた。味方打線が2点をもぎ取ったのは、その裏だった。
打線が成長示す
3月の選抜大会は準優勝で、頂点に届かなかった千葉経大付。打撃面の課題が浮かび上がり、白井監督は「ここぞというところで(一本)出せないと意味がないんだ、とずっと話してきた」と強調。その言葉を重く受け止めてきた打者たちは、大舞台で成長を示した。
太田は「自分が思いきって投げられる環境を野手が作ってくれた」と、少ない好機を生かして援護してくれた打線に感謝。まさにチーム一丸でつかんだ栄冠だった。
他の競技の結果
この日は自転車競技の女子3000メートル個人追い抜き決勝で北桑田(京都)の塩貝穂佳(3年)が初優勝。男子チームスプリントは松山学院(愛媛)がジュニア日本記録、高校記録で制した。陸上競技がスタートし、サッカー女子準決勝では十文字(東京)と藤枝順心(静岡)が決勝に進出した。



