中四国最大規模のスケートパークが高知県須崎市に完成し、8月16日にオープンする。スケートボードや自転車BMXなどを楽しむことができ、全国でも珍しい長さ約150メートルのハーフパイプを備えたセクションがある。初日には2024年パリ五輪のスケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した吉沢恋選手(16)らが招待され、デモ演技を行う。
施設概要
公園はJR多ノ郷駅近くの商業地域にあり、広さ約5800平方メートル。NPO法人日本スケートパーク協会(東京)が監修した。初心者、中級者、上級者の各ゾーンに分かれ、セクションと呼ばれる障害物や段差が設けられ、公式大会も開催できる。ステージや遊歩道なども整備され、イベント時には約1000人の観客を収容可能。総事業費は約12億500万円。
金メダリストのデモ演技
吉沢選手は相模原市出身で、東京五輪で優勝した女子選手が決めた高難度の技を小学5年生で習得していたエピソードを持つ実力者だ。当日は午前9時からオープニングイベントが行われ、式典に続いて吉沢選手ら国内外で活躍するスケーターが登場し、高レベルなトリックを披露する。
利用料金と愛称
利用料金は一般800円(市内在住者400円)、高校生以下400円(同200円)。入場前に身分証明書を提示して利用者登録が必要で、登録しない場合はすべて1200円となる。パークの愛称は「SAKURA BANDA(サクラバンダ)」で、全国公募で寄せられた522件から須崎市の田島真也さんの応募が選ばれた。市の木であるサクラの名所・桜川と県立自然公園の蟠蛇森近くに位置し、全国の若者らの交流拠点となる願いが込められている。
本格的なスケートパークとして注目され、市には全国の愛好家から問い合わせが相次ぐ。施設の隣には昨年9月にホテルがオープンしており、選手らの合宿利用も可能。市の担当者は「多彩なイベントを企画して多くの若者らを須崎に呼び込み、アーバンスポーツ文化を育てていきたい」と意気込む。



