全国高校総体は3日、新たにアーチェリーと剣道が始まり、計9競技が6府県で行われた。京都府勢では、重量挙げ女子77キロ級に出場した海洋の西田姫乃選手が3位だった。
カヌー女子スプリント・カヤックシングル(200メートル)では、綾部の小林幸帆選手(2年)が決勝に進出し、「自分の中でも自信はなかったけど、力を出し切れて決勝に進めてうれしい。得意の500メートルは6位で悔しい思いをしたので、その結果を超えられるように頑張りたい」と語った。
宮津天橋・長島選手、圧巻の重量挙げで会場沸かせる
重量挙げ男子94キロ超級では、宮津天橋の長島選手が圧倒的な強さを見せた。1年春の全国選抜大会から高校3大タイトルを総なめにし続けてきた孤高のリフターで、この日はスナッチ150キロ、クリーン&ジャーク180キロをともに自己ベストに並べて挙げ、総合成績では2位に49キロ差をつけて優勝した。
競技前にスクリーンに映し出された1回目の申告重量は、スナッチ140キロ、クリーン&ジャーク170キロ。他の選手が誰一人届かなかった重量に初回から挑み、安定感のあるリフトで難なくクリアしてトップの座を確定させた。2回目も危なげなく自己ベストの重量を挙げると、会場は興奮の渦に包まれた。
最後の3回目はすべて高校新記録が懸かる挑戦だった。スナッチ159キロは挙がったかに見えたが、「気が緩んでしまった」と手首の角度を誤って失敗。クリーン&ジャーク194キロも失敗したが、果敢に挑む姿に会場から万雷の拍手が送られた。
五輪出場へ「失敗を含めていい経験」
小学6年から競技を始め、今年5月には全日本選手権に挑戦するまでに成長した長島選手。「記録を更新できなかったが、失敗を含めていい経験になった。未来の自分のためにこの経験を生かしたい」と、五輪出場を見据えた。



