子育てコミュニティ「てつなぎ」(運営:コミットグロース)は7月3日、「子育て家庭の家事負担の実態」に関する調査結果を公表した。同調査は30代~40代を中心とする子育て世帯297人を対象に、インターネット上で実施された。
「自分がもう一人欲しい」と感じる瞬間
「育児中、毎日いちばん踏ん張っている時間帯」を尋ねたところ、「夕方~夜」と回答した人が34人で最も多く、次いで「朝」が13人だった。夕方から夜にかけては夕食の準備、入浴、宿題の確認、翌日の準備などが集中し、複数の役割を同時にこなさなければならない状態そのものが大きな負担となっている実態が浮き彫りになった。
また、「自分がもう一人欲しい」と感じる場面としては、「レジや受付での対応中」「家事と子守の両立」「子どもたちの対応が重なる時」など、家事と育児を同時に処理しなければならない状況が多く挙げられた。
「名もなき家事」の実態
「家族で自分だけがやっていると思う名もなき家事」について尋ねたところ、「細かな掃除・メンテナンス」が22件で最多。以下、「補充・在庫管理」が17件、「家事全般(ほぼ全部)」が13件と続いた。これらの家事は日常的に発生するものの、家族からは認識されにくい傾向がある。
「自身がやっている家事で、家族にもう少し気を遣ってほしいこと」では、「家事負担への理解・協力」が31件で最も多く、「名もない家事を増やさない」が22件、「後片付け・原状回復」が13件だった。家庭内での家事負担の偏りや、見えない家事への配慮不足が課題として浮かんでいる。
お金を払ってでも減らしたい家事
「お金を払ってでも減らしたい家事」のトップは「料理・献立・買い物」で20件。次いで「掃除・後片付け」が19件だった。食事関連の家事は毎日発生し、計画から実行、後片付けまで多くの時間と労力を要するため、外部サービスへの委託ニーズが高いことがうかがえる。
「平日、自分だけの時間は何分あるか」という質問には、「2~3時間」が13件で最も多く、次いで「0~30分未満」が11件だった。子育て世帯では、まとまった自分時間の確保が難しい現状が示された。



