新幹線内で14時間、激しい横揺れ「死ぬかも」 熊本地震の乗客体験
新幹線内で14時間、激しい横揺れ「死ぬかも」 熊本地震

熊本県を震源とする最大震度7の地震で、九州新幹線が線路上で立ち往生し、乗客が長時間車内に取り残された。約14時間を車内で過ごした乗客が、当時の状況を振り返った。

停電と激しい横揺れ

大津市の会社員の男性(42)は出張先の鹿児島県から帰宅するため、28日午後3時45分に鹿児島中央駅発の新幹線「さくら766号」に乗車した。午後4時半ごろ、新八代駅(熊本県八代市)に近づいている時だった。突然、車内が停電し、次の瞬間、激しい横揺れに襲われた。

新幹線は自動停止したが、体がはね飛ばされそうなほど揺れた。座席にしがみつきながら「死ぬかもしれない」と感じた。揺れが収まると、「大きな地震が発生した。しばらく停車する」とのアナウンスが流れた。同じ車両内に乗客は数人しかおらず、静かだった。

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車内の様子と待機

停電が続き、すぐに蒸し暑くなり、西日を遮るために乗客はすべての窓のシェードを閉めた。薄暗い車内で余震が繰り返し続いた。停電は1時間半ほどで復旧したものの、車内での待機は続いた。新幹線の乗務員からは水が配られた。

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