パリ郊外フォンテーヌブローの森で大規模火災、800ヘクタール焼失
パリ郊外フォンテーヌブローの森で大規模火災、800ha焼失

フランス当局は12日、首都パリ南部郊外で発生した森林火災に対し、空中消火機2機を緊急出動させた。この火災は、夏の旅行シーズンで混雑する週末の交通を混乱させるとともに、熱波に見舞われている同地域にさらなる打撃を与えている。

火災の発生と規模

火災は12日午後遅く、パリ南東約60キロに位置する広大なフォンテーヌブローの森で発生した。当局は火災を「非常に激しく」「例外的な規模」と表現している。同森はかつて王室の狩猟場であり、現在は閑静な村々が点在する地域である。

当局が13日未明に発表したところによると、火災はすでに800ヘクタールにわたって燃え広がり、なおも拡大を続けている。しかし、夜が訪れたことで空中消火機の活動は停止を余儀なくされている。

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避難と消火活動

地元セーヌエマルヌ県消防局によると、近くのバドゥエ村では約15世帯が避難したほか、消防隊員らが周辺の複数の町を守るため消火活動にあたっている。約400人の消防隊員が消火活動に従事している。

交通への影響

火災により、フランスの南北を結ぶ主要幹線道路である高速道路A6号線が一部通行止めとなった。また、南東部へと続く高速鉄道の路線でも交通の乱れが発生している。14日のパリ祭(フランス革命記念日)の祝日を目前に控え、夏休みシーズンの本格的な出発ラッシュが始まる最初の週末に発生したため、影響はさらに大きくなっている。

熱波との複合的な影響

フランスは現在、深刻な熱波に見舞われており、気温が40度を超える地域もある。乾燥した気候が火災の拡大を助長しており、当局は警戒を強めている。この火災は、熱波による干ばつと相まって、地域社会にさらなる苦難をもたらしている。

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